3日目
3日目です。
朝7時半に起きるはずが1時間遅れで起床。全員寝落ちしたせいで目覚ましをかけ忘れるという体たらく。大急ぎで準備と朝食をとり、本日は東山方面へ向かいます。
というわけで9時半出発。まずは206番の市バスで京都駅から五条坂へ。
本日最初の目的地である、清水寺…の横、鳥辺山墓地へ向かいます。ここは前回の旅より後に新たに追加されたランドスケープのうちの一つ。この墓地には前回も来ましたが、ランドスケープに追加されたとなれば行かないわけにはいきません。
鳥辺山墓地、正式には大谷墓地から京都タワーを望む。
この墓地は上は清水寺の部隊下の茶店の横に、下は大谷本廟に接しているので、どちら側からでも入ることができます。当たり前ですが、墓地ですので騒いだりふざけたりしてはいけません。前回の冬の曇り空&雨の時程ではないですが、それでも墓地特有の静かで重い独特な雰囲気が漂います。
まずは鳥辺野ランドスケープ地点へ。
前回ある程度見ておいたおかげで、作品を見た瞬間に場所が分かったので難なく到着。清水寺側から入って少し行った右手奥にあります。
鳥辺野ランドスケープ。
一度ここで元の絵のように夜中に星を観てみたい気がしますが、違うモノが視えそうな気もします。撮影時は後ろの崖ギリギリまで下がらないと撮れないので注意。
このまま少し進んだところにある、もう一つのランドスケープ地点にも立ち寄っておきます。
一度見つければすぐに来られますが、初見は本当に難しかったのがココ。妙見大菩薩妙見堂。
地図のポイントが微妙にずれているので注意です。
前回だいぶ時間をかけたので今回はサクッと。十三重の石塔ランドスケープ。
鬱蒼とした中に佇む石塔。
相変わらず詳細は不明ですが、この場所は個人的に雰囲気が気に入っているのでオススメです。前回より綺麗に撮れてるから良し。
今回は清水寺には寄らず、そのまま清水坂へ入り坂を下って三年坂へ。北へ歩きながら八坂、円山公園、青蓮院の3つのランドスケープを経由して、蹴上発電所を目指します。
まずは八坂ランドスケープから。人がいなくなるタイミングを狙っていたのですが、中々難しそうだったので適当なところで妥協。
八坂ランドスケープ。
どうせなら次は元の絵の通り夕方に撮影してみたいところです。
次は円山公園へ。今回も屋台(?)が閉まっていて微妙に悲しい。本当に営業してるんでしょうか。適当に休憩を取りつつさっさと撮影。円山公園ランドスケープです。
たこ焼きもなければ秘封の二人もいないのでイマイチ絵になりませんが…。
お次は青蓮院門跡へ。
「門跡」とは皇族や貴族が歴代門主(住職)を務めた別格の寺院のことで、その中でも青蓮院は大原の三千院、東山の妙法院とともに「天台三門跡」に数えられる格式高い寺院。さらに、国宝に指定され日本三不動の一つでもある「青不動明王ニ童子像」の寺としても信仰を集めています。青不動明王は不動明王の中でも最上位なんだとか。(ちなみにその青不動様の絵の中に矜伽羅(こんがら)童子が描かれていたりします。)
大きなクスノキが目を引きます。
奥に見えているのは長屋門で、入口は入って奥の方にあります。
殿内から。
ここで座ると立ち上がる気力を無くすので注意。ずっと座って庭を眺めていたくなります。