3日目
まだまだ続きます3日目です。
本日の目標は東山周辺+伏見稲荷。
この日はあいにくの雨模様ですが、それもまた一興と思えるのが京都。
早く寝てそれなりに体力を回復したので、昨日に引き続き8時半には行動を開始します。
まず初めに電車で伏見稲荷大社へ。
平日だしまだ朝早いし雨降ってるしで空いてるだろうと思いきや、
修学旅行と思われる団体さんや隣の国から観光にいらっしゃった団体さん達と鉢合わせしてしまったので、夜もう一度アタックすることに。
参拝し、ランドスケープの場所を確認し、名物の雀を食べて一度退却。雀は小骨が多いです。
さて次に向かうは清水寺付近にある十三重の石塔ランドスケープ。
予習の段階で今一つ場所を把握できなかったので、地図とGPSを頼りに突撃。
マーカーのポイントにアクセスできる道を探して右往左往しながらも
清水新道から突き当りを右折、お茶屋さんの横から鳥辺山墓地にお邪魔します。
雰囲気が違う。
ちなみにこの辺りは鳥辺野と言い、初日の蓮台野、二日目の化野と合わせ、京都三大葬送地となっております。
古くからの墓地と秘封倶楽部の組み合わせ。いける。
降りしきる雨の中、薄暗い墓地を失礼のないように慎重に進みます。
地図を頼りに方向を確かめながら真っ直ぐ行くと、花屋さんの間にみょんなお堂を発見。
妙見大菩薩 妙見堂 とのこと。
調べてみるとどうやら 日蓮宗のお寺のようですが、
そもそも妙見菩薩様そのものがなんだか分かりづらい仏様らしいのでここでは詳細は割愛。
北極星を神格化した神様なんだとか。詳しくはwikipediaとか参照してみてください。
とにかく地図上の目的地はこの奥を指しているので境内にお邪魔します。
さて、奥に続く道は…と思っていると、
…えっ?
お堂のすぐ横に、木々に埋もれるようにひっそりと佇む石塔を発見。
すぐさま地図と画像で確認した結果、場所はややずれているものの、この石塔で合っているようです。
というわけで十三重石塔ランドスケープ。
なんだか動かしたら境界とか越えられそうですね。もちろんそんなことしてはいけません。
供養塔、墓標でしょうか。なんとも静謐で不思議な空間です。
見つけた瞬間に何故か雨が止んだのでちょっと興奮しつつ。
このまま帰るのも勿体ないので清水寺に参拝してから次へ向かうことにします。
毎度おなじみ清水の舞台。
そしてここから京都市街を見渡していたときに誰かが一言、
「昨日は向こう(写真最奥)の山にいたんだよな…」
言われてみればその通りでした。
さて清水寺を後にして清水坂を下り、八坂の塔を目指してそのまま三年坂へ。
適当に昼食をとってから、八坂ランドスケープ地点まで歩きます。
八坂の塔はすぐそこに。この辺りは歩きでも比較的楽に回れてとってもよろしい。
法観寺という名前を知ったのはこの巡礼中でした。
本題の八坂ランドスケープはこちら。
例によって人の写っていない写真がありませんでした。ごめんなさい。
ここは道なりに歩いてくれば見つかるので分かりやすい。
わりと有名な撮影ポイントなので写真撮ってる方も多いです。
このまま徒歩で北上し、円山公園まで向かいます。
高台寺や周辺の諸々のお店に立ち寄りたい気持ちを抑え直進。
到着後早速地図上のポイントまで向かいます。円山公園ランドスケープは…
こちら。 のはずなのですが、オフシーズンだからか屋台が営業していませんでした。残念。
そもそも公園自体がかなり閑散としていて人もまばら。そりゃあ営業しないですよね。
微妙な時期に訪れてしまったことを若干後悔しつつ、次の目標である青蓮院まで向かいます。
もちろん徒歩。神宮道沿いに真っ直ぐ北上していきます。
知恩院を右手に眺めつつ。
少し歩いて青蓮院門跡に到着。
殿舎内、庭園ともに上品な御殿のような雰囲気。
まず殿舎内を廻り、祀られている青不動明王様にお参り。
魔障を払ってくださるとのことで、今回の旅で変なモノに憑かれないようお願いします。
その後庭園へ。回遊式の庭園をぐるりと周ってくると、青蓮院ランドスケープ地点へ。
元絵のような幻想的な風景を撮るには春と秋に行われるライトアップ時の夜間特別拝観をする必要があります。
ちなみに次回は、2012年10月27日~12月9日までとのこと。かなり混雑するようですがお時間のある方は是非。
さてこの後は青蓮院門跡を後にし、さらに真っ直ぐ神宮道を北上。
おなじみ京都市勧業館、みやこめっせへ向かいます。
みやこめっせランドスケープはこちら。
秘封世界にもあるんでしょうか、みやこめっせ。
せっかくなので平安神宮で永琳のスペカ背景も撮影したかったのですが、相変わらずカツカツの時間だったため断念。
大鳥居まで戻り、京都会館美術館前バス停からバスに乗り銀閣寺方面へ向かいます。目指すは哲学の道。
特に何事も無く銀閣寺道で下車、降りて右の交差点から白川疎水通に入り、そのまま歩いて地図上のポイントまで向かいます。
哲学の道ランドスケープはこちら。
帽子。
少し調べてみたところ、厳密にはこの場所は哲学の道の範囲に含まれていないようにも思われますが…。
とはいえ石畳の川沿いには桜が植えられていて、春には絶好の散策場所でしょう。
心太氏曰く、ハトかわいい とのことで元絵の二人のように鳩とたわむれたかったのですが、鳩は一羽もいませんでした。残念。
これにて3日目の予定はひとまず終了。
バスと電車で宿まで戻り、これまでの足取りをまとめたり写真データを整理したりしつつ休息。
4日目、最終日へ続きます。