5日目

深酒が祟って無事1時間ほど寝坊。幸い今日は函館へ向かうだけなので、乗り換えアプリを叩きつつ活動開始です。

小樽にはまだまだ行きたい場所もお店もたくさんありますが、次回の楽しみとさせていただきます。

さっそく出発ですが、その前にどうしても降りておきたかったあの場所へ。

というわけで銭函駅で途中下車。

本当は車内からの写真も撮りたかったのですが、通勤時間に被っていたせいか微妙に人が多くて撮影できず。

次の札幌方面行きが来るまで20分なので外に出る余裕はありませんが…。

「・・・ダスヴィダーニャ リュビームイ」

ここが見られただけで十分に満足。夏編終わり際のイベント、良いですよね。

距離的に徒歩でもギリギリ「樹の部屋」さんチラ見いけるかと思いましたが、

これ以上の遅延は致命傷になりかねないので見送りに。

そんなこんなで札幌駅まで戻り、そういえば寄っていなかった宮越屋で珈琲を購入。まあ、実は東京にもあるんですけどね…。

聖地巡礼は珈琲を買うこと一つとってもエクスペリエンスになるので大変よろしい、と思っています。

珈琲と小樽駅で買ったパンで朝食を済ませつつ待つこと30分。

ようやくやってきた特急北斗でいざ函館へ。札幌発1042。乗車時間は3時間45分の予定。

道中、MOVE ON!を無限に聞いたり、最終日の宿は登別にしようかなと思って調べたり(この段階で明日以降の宿がない)

内浦湾をひたすら眺めたり、観光地を通る度に流れる車内放送に感動したりしつつ。

時刻表より少し遅れて函館駅に到着。朝札幌を出ても着くのが昼過ぎでは、行動回数が減るのも納得ですね。

函館は最悪夜景が見られればOK、という低めのハードル設定ですが、巡れるだけは巡っておきたいところ。

とりあえず宿に荷物を預け、函館山方面へ移動しつつ散策していきます。

朝市。……まあ、もう午後3時ですし…。しかし見事に人っ子一人いなくて逆に珍しいのではという気も。

時間が悪いのか、外国人観光客がいないからお店を閉めているのかは分かりませんが。

そのまま歩いて赤レンガ倉庫群まで。

ちなみに写真の奥に小さく見えていますが、七財橋がまさかの工事中。

画角的にこの橋からの構図がそこそこあるように見えたので、思うように撮影できず残念でした。

切り替えまして次へ行きます。お腹もすいたので、遅めの昼食ということでラッキーピエロへ。

入口の情報量がすごい。

メニューも色々ありますが、劇中でも食べていたチャイニーズチキンとやらを注文。思った以上に美味しかったです。

ついでにやきとり弁当も食べました。これはまあ、自作できそうですね。

食後すぐには些か急過ぎる勾配ですが、ロープウェイ乗り場へ近づくために八幡坂を登ってきました。

付近の山裾エリアには観光地(≒聖地)がとても多いので、日没に間に合う範囲で散策します。

まずは(キャラの好み的に)優先度の高かった旧函館区公会堂。

事前に工事中の情報は仕入れていたとはいえ、やはり内部まで実際に見たかったので結構ショック。

冬の間はやってないんだって…というイベント内容をなぞったことにしておきます。

ちなみに訪れた一月後には足場が外され、外部だけは見られる状態になったようでした。どれだけタイミング悪いんだ……?

ロープウェイ乗り場に向かいつつ、函館ハリストス正教会へ。

一応この前にグリーンゲイブルズさんに行ってみましたが、まさかのクローズで完全に心が折れたので(大げさ)

元町公園とあわせて写真がありません。ぐだぐだすぎる。

ぼちぼち暗くなってきたので、ロープウェイで函館山展望台を目指します。

こんなご時世にも関わらず、ロープウェイは結構混んでいます。何気に札幌藻岩山より、往復運賃が少しだけ安い。

そして展望台到着。夜景の時間まで30分以上ありますが、既に見る人が見たらブチ切れそうな混み具合です。

こちらは急ぎではないので、先に夕陽を眺めておきましょう。

ここから夕陽を見るのも割と優先度の高い目標の一つだったので満足。

皆さん揃って夜景の見える市街地側に集中しているので、こちら側は空いています。

その後は結局1時間近く待ち、人が多少減ったところでそれっぽいのを撮影。

スマホ一丁で夜景を粘っても仕方ないのは藻岩山で学習しているので、満足するまで眺めたら撤収します。

展望台から降りてきまして、夜の赤レンガ倉庫群。人が少なくて夜のほうが良い雰囲気です。

宿まで戻りつつ今夜の酒場を探しますが、夜間のベイエリアは思っていた以上に閑散としている様子。

ならば繰り出すしかあるまい、夜の函館へ! ということで、市電で中心部へ向かってみます。例によって完全に勘。

函館駅付近で降りて歩いていると、ジブリ映画にでも出てきそうな蔦まみれの建物を発見。気になるのでお邪魔してみます。

函館は「オクトーバー (October28)」さん。

カウンターのみ(多分)の小さなお店ながら次々といらっしゃる常連の皆さんに、街の人々に愛されている感が伝わってきます。

切り盛りしているご夫婦も気さくな方で、初見でも楽しく過ごさせて頂きました。

ちなみにこのお店、とても人馴れした看板猫が2匹いてジブリ感を大変に高めていらっしゃるのですが、

あまりにもじゃれてくるので全然写真が撮れなかった、の図です。

その後、仲良くなった地元の方にもう一軒連れて行って頂き、函館という街の話を様々に伺いました。

次来たときは行ってみて、とオススメのお店等色々と詳しく教えて頂いて、5日目も無事終了。

6日目に続きます。